環境講演会 聴講ワンポイントメモ

 「グローバル連帯税」の取り組み紹介
(学習会「グローバル連帯税が切り拓く未来」より /20160420)
メモ ◆「グローバル連帯税」とは
グローバル連帯税は、国境を越えて行う経済活動に課税し、その税収で地球的課題(貧困・格差や地球温暖化、
感染症の増加など)
の解決の資金源とする、というものです。
国際航空・船舶輸送、国際金融取引、国際電子商取引、多国籍企業、武器取引への税金などが考えられています。
日本では2008年、超党派の「国際連帯税創設を求める議員連盟」が設立されています。

最近、パナマ文書など、「タックス・ヘイブン」の税金徴収の漏れが問題になっています。
これらを防ぐことにも役立ちます。

◆現在の状況
フランスが
「航空券連帯税」を2006年から導入し、韓国やチリ、アフリカ諸国など現在9カ国で導入されています。
 得られた税収はUNITAID(ユニットエイド)という国際機関に拠出され、エイズ・結核・マラリアという感染症で苦しむ
 途上国に高品質の医薬品・診断技術を届けることに成功しています。
「金融取引税」への試みも進んでいます。2011年、欧州委員会はEU各国に対し、「金融取引税」を導入する
 EU指令案を提示しましたが、英国等が反対し、いっせい導入が困難になりました。そこでドイツ、フランスなどは
 11ヵ国による先行導入を決めました。現在、調整中です。

◆詳しくは↓
国際連帯税フォーラム
http://isl-forum.jp/

◆感想
 ギャンブル的な金融経済を弱め、環境問題や格差などの地球的課題解決に向かう資金調達に貢献する
 具体的政策だと思います。日本でもぜひ、実現したいものです。

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