メモ |
- 2002年9月20日〜23日、長野県佐久市で「愉快な山仕事」講座に参加しました。
これは、元信州大学農学部教授、島崎洋路氏が「習いさえすれば素人でも山仕事は難しくない。
休日の楽しみとしてやるだけでも日本の山は見違える」という想いで開催しているもので、
今年で6回目です。全国から約50人が参加しました。
【内容】
・地元の大沢財産区の30年もののカラマツ林を活用。財産区の議員さんたちも参加。
・木の高さの「2割」を空けられるまで間伐。
・チェーンソーを使っての間伐実習。
・修了者は皆、「同窓生」。年に何度かでも「多少の技術をもった応援団」という形で
山づくりを担っています。
【感想】
誰でも安全に間伐ができることを実感しました。また、全国から集まった人たちは各地で
森林ボランティア活動を続け、地元からは若い人たちが集まって新たな山仕事の動きをつくる
など、これからに希望を感じました。
ただ、「若い女性は都会からくるが、地元では集まらない」「カラマツ1本、市場まで
出して数百円!?」など、ほとんどお金にならない大量の山を抱え、後継者の問題など、
日本の山には多くの問題点があることも学びました。
長野県では、田中知事のもと森林に対する関心も大きくなってきているようです。
愛媛でもこういう「山と都会を結ぶ」場が、日常的にたくさんあればいいと感じました。
【参考ホームページなど】
・ ようこそ「愉快な山仕事」へ
・ 「愉快な山仕事講座」のご案内
・ 「森をつくる人びと」浜田久美子著
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