環境ワンポイントメモ

 気候変動への『適応』のすすめ〜気候関連のリスクと機会〜
   
 環境経営学会シンポジウム /20181208)
基調講演(環境省地球環境局気候変動適応室 室長補佐 秋山 奈々子 氏)の要旨

・平成30年(2018年)12月1日に「気候変動適応法」が施行される。
・今年の水害、酷暑については気象庁も「地球温暖化に伴う水蒸気量の増加の寄与もあったと考えられる」としている。
 日本だけでなく世界でも異常気象が起こっている。
・温室効果ガスの排出削減を目指す「緩和」は地球温暖化対策推進法が、
 気候変動による被害防止を目指す「適応」は気候変動適応法が担うことになる。
・IPCCが最近、発表した「1.5℃特別報告書」では、2050年前後には正味、CO2をゼロにする必要があるとしている。

「気候変動適応法」の概要を説明する。
・国、地方公共団体、事業者、国民が日本全体で取り組んでいくことを打ち出している。
・環境省が、気候変動影響評価を5年ごとに行い、その結果によって計画を改定する。
・環境大臣がトップになって、各省庁からなる「推進会議」を立ち上げる。
・新たに「気候変動適応センター」(国立環境研究所が担う)をつくる。。各地域にも努力義務として「地域気候変動
 適応センター」をつくる。地域の「適応計画」をつくり、「協議会」で地域の課題を話し合う。
気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)に情報を集める。
・アジア・太平洋地域に向けてはアジア太平洋適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)で情報を届ける。
・事業者にとっての適応は「リスク」と「適応ビジネス」に分けられると考える。
  「リスク」は、事業が気候変動から受ける影響を低減させること。
  「適応ビジネス」は、適応をビジネス機会として捉え適応を促進する新たな製品やサービスを展開すること。

詳細資料
(秋山氏のご了承のもと資料を掲載します)

◆その他の資料も含め詳しくは環境経営学会のページ
http://www.smf.gr.jp/index.htm

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